「楽しむ」ってどういうこと? @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

本日は、前回のブログの続きの内容です。

 

また、今日のブログ内容は受験競争を煽るものではありません。

 

一方で、受験においての「競争」をまったく理解していない子ども達が少なくないのも事実です。

 

そんなこともあって、本日のブログを書きたいと思います。

 

楽しむということ

 

スポーツ選手がよく「楽しんでスポーツをして欲しい」と言いますよね。

 

でも、これってとても「危険な言葉」だと思うんです。

 

興味を持ち出した時やそれを始めた時は「楽しんで取り組むこと」は大切だと思います。

 

一方で、「上達したい」「レギュラーになりたい」「優勝したい」「プロになりたい」等、様々な状況の違いがあります。

 

何かを本気で身に付けたいと思ったり、1番になりたいと思うのであれば「楽しむ」のは練習の時ではないと思うのです。

 

例えば、現在J1首位の京都サンガF.C.の公開練習の様子です。

 

練習時は怪我するのではないかと思うくらい「バチバチ」にやり合っています。

 

当然、ゼェゼェハァハァ言いながら笑顔なんてほとんど出ていません。

 

しかし、練習が終わると笑顔も溢れボールや仲間と戯れています。

 

また、リーグ戦でもどのチームよりも走り、しんどい試合をして勝利を手にしています

 

そして、勝利の後はゴール裏でサポーターと一緒になって笑顔で「飛び跳ねろ」で飛び跳ねます!

 

状況に合わせた楽しむ

 

これらを基に考えると、興味を持つ段階ややり始めの段階では「楽しさ」を基にした練習や取り組みが必要です。

 

そして、「エンジョイ」を目的に取り組む場合も「楽しさ」が中心になると思います。

 

しかし、全国大会出場やオリンピック出場、プロ選手を目指す場合は違うと思います。

 

言い換えると、「本気で取り組む」「一流を目指す」ということでしょうか。

 

これらの場合、プロセスにおいては「厳しい練習」や「苦しい練習」も必要だと思います。

 

しかし、ここには体罰やハラスメントやしごきがあってはいけません。

 

当然、私の学生時代では当たり前であった「飲水禁止」などもってのほかです。

 

そして、それらがあって「結果に対する楽しさ」が本当の意味で「楽しむ」ということだと思うのです。

 

勉強においても同じ

 

小学校で行われる英語の授業などが分かり易いでしょうか。

 

ALTの方と一緒にカードやゲームを楽しむ授業があったりします。

 

これは、「楽しんで学ぶ」ということですので、単語を努力して覚えるなどは存在しません。

 

しかし、受験においてはそうではありませんよね。

 

「とにかくどこでも良いから大学に行ければ良い」のであれば別です。

 

しかし、志望校が決まっていて競争倍率も高い場合は「ライバルに勝つことが求められる」はずです。

 

そして、間違いなくそこには「競争」が存在します。

 

自分の夢や目標を達成するのであれば、競争に勝つための努力と結果が求められるのです。

 

そして、それを達成した時に結果として「楽しい」という喜びを得られるのだと思います。