自分で決めるハードルの高さ @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

週の初めは何かとバタつきますが、今日もそんな一日のスタートでした。

 

そして、先週途中からずっと感じていることを今日は書きたいともいます。

 

誰かに決めてもらう方が楽

 

以前に書きましたが、昭和や平成の時代は「指導者が導き引き上げる指導」でした。

 

一方で、令和の時代は「学習者が自ら考え計画し行動する時代」と言われています。

 

ただ、全員がそれを同じレベルで実行出来るかというと別の話です。

 

そして、「自分で決める場合」は色々と甘くなりがちです。

 

目標もそうですし、日々の行動や内容についてもそうなることが多いでしょう。

 

そう考えると、昭和や平成の時代のように「指導者が無理にでも引き上げる指導」の方が楽だったりします。

 

しかし、学習者自身が目標や日々行う内容について決める時代なのですから、我々もそれに合わせなければいけませんよね。

 

そして、その決めた「中身」とその「実行力」がひとりひとりの差につながります。

 

中学3年生の英単語チェックテストも同じです。

 

同じルール(基準)で英単語を覚えテスト勉強に取り組みテストに取り組みます。

 

また、「勉強の仕方」も「提案」という形で説明をします。

 

しかし、それをどう受け取りどう実行するかはひとりひとりに委ねています。

 

自分で決めたことに対する行動

 

そうすると、愚直なまでに勉強方法にも取り組み「満点」を目指す生徒が出てきます。

 

反対に「すべてが曖昧で物足りない取り組み内容」の生徒も出てきます。

 

そして、後者の割合が高くなってきていることも現実です。

 

この英単語テストを開始した12年前ごろは、「一日に合格するテスト回数」に縛りはありませんでした。

 

多い生徒は、3・4回分(150語~200語)のテストを受け、普通に50点満点を続けました。

 

しかし、最近は「一日に合格するテスト回数」は1回分としています。

 

そうしないと「ギリギリ40点合格」が続いたり、不合格が続くことになるからです。

 

先日もテレビで「コロナ禍を原因とした学力低下」を放送していました。

 

しかし、私は現場で子ども達と接していると「コロナ禍が原因」とは思えないのです。

 

現在の「学習者ファースト」は国が決めた方針です。

 

また、これ自体が悪いとはまったく思いません

 

しかし、「その進め方」や「自分で計画することが身に付いていない子ども達への指導」はまったく良くありません

 

そして、ここが改善されないと両者の差は広がるばかりです。

 

また、「自分で決めること」が重視されていることからも、「自分に厳しく」「高い目標に合わせた計画と行動」が必要になります。

 

それが出来ないのであれば、「学習者ファースト」は絵に描いた餅です。

 

その一方で、今後は「スペシャリスト偏重」の世の中になっていくのかもしれません。