公立中学校の先生との話 @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
本日は、先週末に書いたブログ内容について、時代比較をしながら簡単に書きたいと思います。
前提は、「とある公立中の先生との話」ですので、個人が特定されるような書き方は致しません。
昭和後期の頃
私が小学生の頃、学校の先生方は1クラス40名を超えるクラスをお一人で運営されていました。
同時に、「塾に行く必要はない」と学校で行われる授業に自信を持っておられました。
そんなこともあって、「学習塾での勉強」にもあまり良い顔をされませんでした。
同時に、世の中は「受験戦争」といわれ私立中への中学受験が過熱していました。
因みに、私が生まれた頃は180万人前後の出生数でしたので、倍率も非常に高い時代でした。
平成の時代
昭和50年代後半から出生数が減少に転じます。
そして、平成時代は100万人前後出生数となります。
また、家庭の在り方も「三世帯同居型から核家族化」が進みました。
この頃は「ゆとりの時代」で、学校での学習量が極端に少なくなりました。
その一方で、学習面では学校と学習塾との共存状態となりました。
その理由はいくつもあると思いますが、「学習塾で学んだ世代」が先生になられたことも大きかったと思います。
また、学校では「副担任」との2名体制が導入されるようにもなりました。
そして、大学全入時代に突入したのもこの頃です。
令和の時代
出生数は100万人を割り込み、今年は70万人を割り込むとも言われています。
因みに、国の試算では出生数70万人は「2040年」となっていましたので、かなり急激に少子化が進んでいることになります。
また、日本人の意識も昔とは変わり、「権利主義的」になっています。
「カスハラ」を例に考えて頂ければ分かり易いでしょうか。
要するに、「自分の立場や権利の主張」です。
そんなこともあって、学校での教室運営はかなり難しくなっています。
本来はご家庭で行われるべきしつけや周囲への気配りも、共働き世帯も多く難しくなっています。
そんなこともあって、それらを「学校教育に求められる」ことも多くなっています。
また、それは「授業や教育」についても同じで、「うちの子は理解出来ていない」等のクレームもあるようです。
そんなこともあって、先生方の意識は昭和の時代のように「気概に満ちたもの」ではなくなっているようです。
「とにかく事故やクレームのないようにクラス運営を行うこと」に重きが置かれるようになっています。
すべての公立校の先生方や学校がそうだとは思いません。
また、実際に毎週テストを実施されている公立中もありますので。
少子化の影響は先生にも
少子化は「子どもの人数」に注目が集まりがちです。
しかし、「人手不足問題」が言われるように、「労働人口」にも影響が出ています。
実際、2000年の出生数をみると120万人くらいです。
200万人を超える時代と比べると「約半数」です。
また、私の生まれた頃と比べると「ほぼ2/3」となっています。
このような状態ですので、先生不足もどんどん進むことになると思います。