勉強の種類と目的を理解する② @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

本日のブログは、昨日のブログの続きとなります。

 

ちょっとタイトルとはズレを感じられるかもしれませんが、「勉強の中味・目的」とご理解ください。

 

主体性とコントロールのバランスが重要

 

昨日のブログでも書きましたが、「子ども達が主体的に行動することは良いこと」です。

 

しかし、それを「子ども任せ」にしてしまうと評価が変わってしまう場合があります。

 

つまり、「自分の好きなことばかりをする」場合が出て来るということです。

 

みなさんも、「同じ教科の問題集」を何冊も買ってもらい、出来る問題ばかりやった経験はありませんか?

 

極端な話、将来「研究者」になって「同じことに取り組む」のは良いことだと思います。

 

しかし、具体的な目標や取り組みたいことが決まっていないのであれば、「バランス良く取り組むこと」が大切です。

 

食事の「三角食べ」のようなイメージでしょうか。

 

「好き嫌いなくバランス良く食べる」ですね。

 

用語も両方向で覚える

 

例えば、数学の勉強をする時、みなさんは「解き方」ばかりに気持ちが向きませんか?

 

確かに「問題を解くこと」は大切です。

 

しかし、次のような問題を解くとするとどうなるでしょうか?

 

(例)

 

次の二次方程式を解を求めなさい。また、その解は自然数となる。

X²ー5Xー14=0

(xー7)(x+2)=0

Xー7=0の時、X=7

X+2=0の時、X=ー2

この時、X>0より、X=ー2は不適

よって、X=7  Ans. X=7

 

ここで重要なことは、二次方程式を因数分解で解くことは勿論です。

 

しかし、それ以上に重要なことは「自然数」という用語とその意味を正しく知っているかどうかです。

 

そして、子ども達任せにするとこういう「面倒なこと」や「やりたくないこと」にはなかなか取り組んでくれません。

 

同時に、そのこと自体を「子どもに任せている」「子どもがやりたがらない」と放置される親御様もおられます。

 

それがご家庭の教育方針ならば良いのかもしれません。

 

しかし、子ども達の将来を考えると、私自身はそれが良いとは思えません。

 

次回に続く。