勉強を区別する① @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

テスト結果が返却されてきていますが、少し傾向が見えています。

 

本日は、そのことについて書きたいと思います。

 

教科書は活用するべき

 

最近は、多くの中学校で教科書を使わずに授業が行われています。

 

学校の先生が教科書を基にして作られた「学習プリント」や「スライド等の映像」を使って行われています。

 

また、穴埋め方式になっていることが多く、子ども達の意識は「穴埋め部分」に意識が向くことが多いようです。

 

何故このような状況になっているのか?

 

それは、授業レベルを「より多くの子ども達に理解させるため」でしょう。

 

言い換えると、「最低限理解して欲しいこと」を中心にプリントが作られています。

 

その為、「何故そうなるのか?」「何故そう考えるのか?」の根本理解が不足するのです。

 

では、それをどう補えば良いのか?

 

答は簡単です。

 

学習プリントでは省略されている「教科書の説明部分」を自分で勉強すれば良いのです。

 

例を挙げてみましょう。

 

星の日周運動

 

北の空は「点の北極を中心に反時計回り(左回り)」

東の空は「左下から右上に向かって時計回り(右回り)」

南の空は「左から右に真横に動く」

西の空は「左上から右下に時計回り(右回り)」

 

のように「暗記」します。

 

ということは、「何故そうなるのか?」の理解はしていない人が多いのです。

 

例えば、何故北の空だけ星の動きは「左回り」なのでしょうか?

 

あまり良くないですが、教科書に書かれている部分を撮影しましたので、確認してください。

 

 

先ず、星の日周運動で大切なことは、「動いているのは地球」で実際には星は動いていないことを理解していることです。

 

つまり、電車や車に乗っていて景色が進行方向とは逆に流れて見えるのと同じ原理です。

 

ということは、地球の自転は地軸を中心に反時計回り(左回り)です。

 

なので、星の動きは反対の時計回り(右回り)になるということです。

 

そして、画像のようにそれぞれの空の方を向いて星の動きを見る訳です。

 

 

この時に注意するのは、「地球は傾いている」ということです。

 

その為、「北の空」と「その他の空」を見る時の体の向きが逆になるイメージを持つ必要があるのです。

 

これらをきちんと理解していると、「単なる暗記」ではなく「理解して覚えた記憶」となるのです。

 

思いのほか長くなってしまいましたので、明日結論について書きたいと思います。