用語も覚えていますか? @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

今週15日(木)から一学期中間テストが始まります。

 

中学1年生諸君は「初めての定期テスト」ですので緊張しているかもしれませんね。

 

用語は両方向で覚える

 

数学というと計算や証明が出来ればよいと思っている人はとても多いです。

 

しかし、「解は自然数となる」と条件が付く時、正しく理解・判断できない場合があります。

 

それは何故かというと、「解」や「自然数」という「数学用語」を正しく理解・記憶していないからです。

 

例えば、「絶対値」という用語を覚えていても「意味」を正しく説明できないのです。

 

人によっては、「+(プラス)やー(マイナス)を取ったもの」を絶対値と説明する中学生はとても多いです。

 

その理由は、学校の先生たちが「問題を解く時に説明する内容」を覚えているからです。

 

言い換えると、「問題を解く方法」を用語の意味として覚えているのです。

 

因みに、絶対値とは「数直線の0からある数までの距離」なのです。

 

一方で、「ー3の絶対値はいくらか?」を答える時、「ーを取った3が絶対値になる」と説明される先生が殆どです。

 

この「答え方」で覚えていると「逆」の場合は答えられないことが多くなります。

 

「絶対値が3になる数は何か?」の正解は「+3、ー3」の2数となります。

 

何故ならば、この問題を言い換えると「数直線の0からの距離が3になる数は何か?」ということなのです。

 

このように、用語を覚える時には「両方向」で覚えることが大切なのです。

 

「計算が正解できれば良い」「問題を解くことが出来れば良い」は勿論その通りです。

 

しかし、それは「本質を見過ごすこと」にも通じてしまうのです。

 

是非、このブログを読んでくださるみなさんは、そういうことのないように注意してくださいね。