赤本の同じ問題を繰り返し解くことは薦めません @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

赤本への取り組みについて

 

ある塾の先生のブログの記事で次のようなことが書かれていました。

 

学校の先生に「志望校の赤本を繰り返しやっておくこと」と言われた中学3年生。

 

それを信じて「何度も何度も答えを覚えるくらい繰り返し」取り組んだそうです。

 

その結果、合否結果は残念ながら不合格だったそうです。

 

しっかりと先生のアドバイスを守り行動したのに、結果は不合格。

 

実は、赤本を用いた勉強の目的は1つではありません

 

個人的に、最も大切な目的は「初見で合格基準をクリアできるかの判断材料」であると思っています。

 

つまり、「その年度」に受験をしていたとして、自分は「合格できたのかどうか?」を判断する材料ということです。

 

そして、もう1つはその学校の「出題傾向を知ること」であると思います。

 

恐らく、先のアドバイスをされた先生は後者を念頭において言われたと思います。

 

しかし、子ども達が「何度も同じ問題を解く時」次のようなことが起こるのです。

 

それは、「この一問はどう解くのかだけ」を理解し覚えようとすることです。

 

その為、「類似問題」であっても解くことが出来ないことが起こります。

 

しかも、そのようなお子さんの場合、必要な基本理解や解法理解が不足していることが多いのです。

 

その為、勉楽個別では赤本対策は「直前期のこの時期」しか行いません。

 

それまでは、復習内容の再学習や現学年学習内容の習得完了をギリギリまで行います

 

そこに「コスパやタイパ」なる概念は用いない方が良いと考えています。

 

ことわざ的に表現すると、「急がば回れ」ですね。

 

本日の「急がば回れの関連記事」はこちらです。