子どもに任せると大人の責任 @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

 

子どもに任せると大人の責任

 

受験指導をしていて、近年大人側(先生・保護者・塾人等)に感じることがあります。

 

それは、「本人が希望しているので受験すれば良い」という言葉を聞いた時に私は感じます。

 

当然ですが、「最終的には本人の意思が尊重される」ことは間違いありません。

 

しかし、それに必要な情報を与え導き、合格に必要なことを提示した上で本人が決定しているのでしょうか?

 

もしも、それが出来る子ども達ならそれで良いと思います。

 

多くの場合、そうではないように感じられてなりません。

 

私の場合、先ず現状と合格とのギャップやそれに必要な取り組みを提示します。

 

その上で、「現状での可能性」と「合格に必要な基準と取り組み」を伝えます。

 

そうしないと、子ども達の選択は「根拠のない勢いや気持ちだけでの選択」となるはずです。

 

同時に、「それでも構わない」という大人側の発言も聞くことがあります。

 

しかし、それは「無責任ではないか」と思うのです。

 

当然、与え過ぎや過干渉は良くないことだと思います。

 

しかし、放任という名の責任放棄は、大人側の怠慢だと思うのです。

 

 

何故こんなことを書くのか

 

以前にも同じような内容を書いたことがあります。

 

また、今回書くきっかけになった理由は、やはり「WBC」です。

 

スポーツや「○道」は、現代においても一定の躾や礼儀を重んじます。

 

そして、それに関しての「当たり前の基準」が明確に異なると思います。

 

その結果、大人になってからも画像の様なことが出来ると思うのです。

 

~Fox Sports~

 

~Getty Images~

 

これらは、一朝一夕に身に付くことではありません。

 

同時に、日々の行動の習慣化により「普通」に行うことが出来るのです。

 

そして、同じことがひとりひとりの子ども達にも言えると思います。

 

「自分で考え行動すること」はとても大切で、それも必要であることは間違いありません。

 

一方で、「何も情報がなく、取り組み方も分からない場合」には、自分で考え行動することすら出来ません。

 

「子は宝」と言いますが、大事にし過ぎても放ったらかしにし過ぎても人間的成長はありません。

 

種を蒔き、水をやり、肥を与えて日を当てて、時には厳しい環境においてこそ成長があるのだと思います。

 

今回のWBCで日本人は勇気と自信を持つことが出来たのではないかと思います。

 

そして、大人たちも今一度自信とプライドをもって行動してみませんか?

 

こんな事を感じた今回のWBCでした。